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2007.04.29 紫苑
四音

 水の音
風の音
 火の音
  地の音

四音
 
海の揺れ
 雲の流れ
  陽炎
 マグマ

四音

 虫
 人
 獣
 鳥

四音
 
 赤
 黄
 緑
 黒

全ての人の塊は
 四音の曲
萌えて
流れて揺れて地に消える


みよこ@
無断転用禁止
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2007.04.29 零の集約
無からの出発
 五本の指
  二本の足
 絹糸が絡みついたような
脳の中で
 思うのは零
 
 無からの出発
 ひとつの目
  二つの耳
 ぽっかり空いた
心の中で
 思うのは零

 零を集めて
零を足して
  零からの出発
全て零
   零を集めて
何も無かった事にして

 証明しよう
  零になりたい心を
 集約して
   空気の泡にして
あの空へ飛ばそう
  

みよこ@
無断転用禁止
2007.04.29 青色の芥子
そんなに冷たくしないで
  分かっている
   まだ決心がつかないの
 
そんな風に思わないで
 分かっている
  まだ眠りが足りないの

青い芥子の花
 冷たく咲いて
  上から下へ

天上の宙へ
 お辞儀をして
  
許してください
 断ち切れない想いを
  青い芥子のように
宙へお辞儀して

 想いが遠く宙を舞う
青く光った天上の
  底知れぬ深さに
お辞儀をして

 許してください
  

青い芥子は
  想いの果ての花
2007.04.27 再会の日
目の前の出来事がまるで
  夢のようで
   信じられない嬉しさと
 楽しい一時
  まるで夢 嬉しい楽しい
 冷酒をひとくち
  逢えてよかった
元気でよかった
 その声 その仕草
  何もかも
楽しく
  うるうる気分
 こんなに幸せに思えるのは
貴方を待ち望んでいたから
 いつも
  待ち続けて
 とうとう逢えて
偶然の再会
  喜びに
 心が震える

      
 みよこ@
どんなに速く走っても
老いた人を
追い越せないように

一歩は一歩
歩く道
一方通行に後戻りはできない

この道を選ぶまで
沢山の道があった
この道に迷い込んだのは

道に迷っても
何とか出口を見つけた
別の入り口も
探してみた
道案内は


迷いながら一方通行に
入った
もう戻れない
この道しか通れない

ならば楽しく歩こう
出口に着くまで
ゆっくり歩こう
亀のように
アキレスには追い越せない

どんなに速くても
これは亀にしか通れない道だから

2007.04.23 白ばら
ナニワイバラが咲いた日
強い風が吹き荒れて
白い花びらは次々と
棘に刺さった

美しきものよ
その美しさ故に
難儀な試練がのしかかり
自らを傷つける

美しきものよ
その端麗な容姿に
隠されたしたたかさが
自らを傷めて

白いバラ
その痛々しさに
不誠実なものなど
どこに有ろうかと同情する
鋭い棘も
時には優雅に映り
無くてはならないもののように

白い花びらから
芳しい香りを放ち
花弁のひとつひとつも
しなやかに揺れる
そのどこに不誠実なものなど
有ろうかと

何故にその棘を
なにゆえに
その棘を身にまとうのか
その白さに近づきがたく
美しさ故に

哀しい
あの人の周り
 入り込めないバリア
  荒んだ気持ちが
 後を追う
  萎れた花の
どうしようもない姿
 繰りかえす
   狂い咲き
 不足した水
   曲線が変化しても
入り込めないバリア
  濃度が増した
塩気の多い水の
  姑息ないたずら
 萎れた花の
  やるせない姿
外と内とに別れる
 愛の弧道
  究極のカーブに
    涙の雨
2007.04.19 四の月
冷たく光る月
 あの氷のように
冷たく光る月は
 見たくない
 
そんなに光り輝いても
 逢えばすまし顔
 
冷たく光る月
 あの海を照らす
冷たく光る月は
 見たくない

そんなに光り輝いても
 心は撮せない

 古めかしい光り
  あの輝いていた
 時間をください
2007.04.19 時鳥の鳴く日
森の杉木立
  遠くで
 ホトトギスの鳴く日
  この胸の奥に
しまい込んだ
 大切な青い鳥を
  起こしてしまった
 大事に抱えて
  眠らせたはずなのに
森の使い
  遠くで
 ホトトギスの鳴く日
   この胸深く
刻み込んだ 
 大事な青い鳥は
   また再び
 羽ばたいて
  飛び立とうと
 忘れられない郷愁と
   杉木立のざわめきに
 目覚めた
  あの人を探して
 青い鳥よ
   この地の果てまで
想いが尽きるまで
 

  
2007.04.17 檸檬の木
檸檬の花が咲いている
真っ白い花
黄色い檸檬の
真っ白い花
不思議な不思議な木
蕾は暗めの紫
黄色い檸檬の前は
緑色
不思議な不思議な木
3度もお色直し
ふくらんでふくらんで咲く
白い花
葉っぱの香りは檸檬
不思議な不思議な木
十月かけて黄色い檸檬が実り
口にする人は
幸せ色レモン色
不思議な木
檸檬の木にもようやく春が来た




2007.04.17 頬白き鳥
頬が白い鳥
庭の錦木の新芽にとまり
白い頬に黒い羽
小さくてもしっかりとした
飛び方に親鳥かも知れないと
眺めた
いよいよほほじろが飛来して
虫たちが若葉を食べ
賑やかな春の宴が始まる
鏡のような田園も半月もすれば
一面緑色に
ジャスパー鳥のような
目の覚めるようなマリンブルーの鳥も
飛んでいる
低空に飛んで
虫を探している
まだ少し残された自然の中で
静かにその生を全うして
桜もぼたん桜に代わり
森の木イチゴの白い花
黄色い山吹
紫の壺菫
風にゆらゆら揺れる姫踊り子草
次々と咲く野辺の花色に
鳥たちも
春の宴に酔うように
飛んでいる












2007.04.16 祈り
我祈る
 君が夢見る
  青き空
 
 
  
  
2007.04.16 震度1
小雨がぱらつく晩に
 虫のいい話
  自己中心的な話
懐疑心が沸いて
 頭の中は震度1

小雨がぱらつく晩に
 ゆとりのない気持ち
   つかつかと入り込む話
嘘と欺瞞に
 頭の中は震度1

バランスを失った話に
 頭の中は震度1
  
気をとり直して
   斜めになった自分を
 修正した
2007.04.14 遠い空
生きることが辛いなんて
思わなかった
天国なんて
興味がなかった
細胞が活発だったころは

遠い空が
近くに感じる
手の届くところに
天国を感じる
どんなに後ろを振り返っても
どうにもなりはしない
ここまで来たから

軟弱な細胞など捨てよう
無くしたものなど
最初からひとつもないのだから

 得たものが恋しいだけ
  少しだけ恋しいだけ

 君と交わした言葉の記憶
  恋しいのはそれだけ
2007.04.14 夜の幻想
どんなに辛くても
 それは
戻れない
 どれほど楽しい時を過ごしても
  泡のように消えてゆく
星が見透かしたように
   光りを放ち
 もとに戻れない
  幻想と
 快楽の後に
   さめざめと泣く
か細い声が
   暗がりに響いて
 空を濁した
  
 
  
 
2007.04.14 雨上がりの朝
湿った空気
 濡れた歩道
  
昨夜のスカーフ
 マンダリンの香りは
雨上がりに似合わない
 さわやかなパフュームに
変えて
  東の空を眺めた
 木の芽時の憂鬱
   目覚めない脳
   何層にも重なった
 想い  
 忘れられない 
  雨の日を
久しぶりに上野へ
銀座へ車をおいて
地下鉄銀座線で上野まで
中国の要人来日のため
高速道路は渋滞の中
ようやく普段の倍の時間をかけて到着
本日の目的
プリザードフラワーの展示会
デモンストレーションを見学して
地下鉄で上野へ
科学博物館
「太古の花から青いバラまで」
人はどうして花をきれいだと思うんだろうという
タイトル
ダーウインの蘭
アングレクム セスキペダン
アフリカ自生のラン
ランを発見して後予言通り発見された蛾
この花がお気に入りの「蛾」
キサントパンスズメ蛾
口吻の長さ25センチ
とても優雅な蛾でした
ランの香りも芳醇で
蛾がうらやましい
自然の営みは
不思議なことばかり
もちつもたれつ
仲良く共存できたら・・
と要人来日に
地球の重さを感じる一日でした

2007.04.11 美酒に溺れて
澄んだ水を
 ひとくち
  体中にしみわたり
幸せ気分
 澄んだ水を
 ふたくち
  明日のことなど
忘れて
  昨日のことなど
とうに思い出せない
  体中を廻る
幸せ気分
 澄んだ水を
飲み干して
   杯に落ちる 
酔涙は
   あの人への伝言

好きのふり
 嫌いのふり
  
ゲームは始まったばかり
 愛のまやかし
  ごまかしのスリルに溺れて
 
好きのふり
 嫌いのふり

ゲームが白熱して
 愛が壊れて
  ごまかしのスリルに飽きて

 ゲームオーバー
2007.04.10 涙の行方
何故
 何故こんな風に想うのだろう
何故
 何故そんなに慕うのだろう

 答えなんて有りはしない
  
そこに居たから
 ただただ想うだけ

ようやく見つけた小さな幸せを
 
 答えなんていらない
 
 温かい涙が頬を伝って
現の中で
 夢を想う
  渦巻くようなプリズムの中で
 細胞が震えている
  現の中で
 狂った夢を
     くるくると
 
   
 
2007.04.07 春の窓辺
晴れた朝に
小鳥の囁くような声で
目覚める

窓辺の黄色い花
キャロライナジャスミン
香りも花の中に閉じこめて
小鳥には内緒

花桃は艶やかに咲いて
辺りをいっそう華やかに
年々花数が減って
枝は寂しそう

糸水仙はひっそりと
細長い葉に隠れて
咲いている

少しづつ大地が目覚めて
草も木も虫たちも
あたたかい空気の中に
抱かれていく

光も風も雨も・・






2007.04.03 さくら濡れて
グレーの空に
 うす桃いろ
  ぼやけた色は雨のせい
濃茶の木肌に
  雨が流れる
  しだれた枝に
 しっかりとしがみつく桜の花は
咲いたばかり
  春の気まぐれな
 冷たい雨に
    うたれて
 いっそうしなだれて


こんな日の夕べに
 沢山のうす桃色のチューリップを花瓶に
  哀しみとさよならするために

 今夜のBGMは
   ショパン   雨音


 
    
  
2007.04.01 知音
命が尽きるまで
 私は祈ります
  君が幸せでいられるようにと
 君がその生を存分に生きられるよう
 私は祈ります
君が君らしく生きることができるように
 すべてのことに意味があるように
  君の笑顔も君の言葉も
 祈りに値する
君がそこに居るだけで
  私は幸せを感じる
   君が運んでくれた幸せの風に
 吹かれて
  今再び生きようと思う

   
   
 
   
  
 
2007.04.01 退屈な夜に
強風に煽られた桜花の散る夜
 木々が喚いている
退屈な夜の
 騒々しい風
  車道に落ちる花びらが
 気持ちを迷路に追い立てる
すっかり諦めきった
 投げやりな自分に
  強い雨が降る
春の嵐は
 辛すぎる
  退屈な暗闇に
       別れを告げて 
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