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2009.07.11
Fendre
捨て猫の悲しみなど
誰も彼も通り過ぎる雲のように
やり過ごし
泣き声も遠くに置き去りにして
しがらみさえも夜の闇へと吸い込まれ
噎せ返る車の排気ガスに
飲み込まれる人混みと
やるせない空気を吸うだけ
鈍いベースの音が不協和音を
奏でても気付かぬ程 涙が目を覆い
その底に沈む捨てられた愛など
自分さえ捨てたい程なのに
パラドックスは続く
切れ目のないフィルムのように
何時までも回り続ける
みよこ@
誰も彼も通り過ぎる雲のように
やり過ごし
泣き声も遠くに置き去りにして
しがらみさえも夜の闇へと吸い込まれ
噎せ返る車の排気ガスに
飲み込まれる人混みと
やるせない空気を吸うだけ
鈍いベースの音が不協和音を
奏でても気付かぬ程 涙が目を覆い
その底に沈む捨てられた愛など
自分さえ捨てたい程なのに
パラドックスは続く
切れ目のないフィルムのように
何時までも回り続ける
みよこ@
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